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- Process Selector(PS) ドキュメント
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- 1.処理概要
- 処理選択プログラム(以降メニューと記述)は、MS-DOSコマンドを知らない
- 初心者でもキーボード操作で選択するだけで、容易に処理(プログラム)を実行する
- ことを可能としたツールです。
- メニューパラメータファイル(以降ファイル)を読み込んで処理を行うため、メン
- テナンスが容易です。
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- 2.起動方法
- PS <ファイル名> <最大表示ファイル数>
- ※最大表示ファイル数は省略可能です。(省略時の最大表示ファイル数は128ファイルとなります)
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- 3.キー操作
- 1) 処理の選択
- カーソルキーで処理を選び、リターンキーで確定します。
- また、カーソルキー以外の選択方法として処理番号入力とPFキー選択も可能
- です。
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- 2) ファイル名の選択
- 処理でファイル名要求指定がある場合、処理選択後に、ファイル名が画面右側
- に、表示されます。ファイル名を1つだけ選択する場合は、カーソルキーで指定
- したいファイル名までカーソルを移動させ、リターンキーで選択します。
- 複数のファイルを選択する場合は、カーソルキーで指定したいファイルまで移動
- させ、スペースキーで選択します。(指定をキャンセルする場合もスペースキー)
- 最後のファイルの選択が終わったらリターンキーで確定します。
- デフォルトで表示されるドライブと異なるドライブのファイルを指定したい場合
- は、ファイル名選択状態でPF10を押すとドライブの変更が出来ます。
- また、キー入力で直接ファイル名を指定することも可能です。
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- 3) ディレクトリ名の選択
- 基本的な操作は、ファイル名選択と同じです。指定したいディレクトリを選択し
- 一端ディレクトリ内のファイル名表示にして、最上段の「. <DIR>」を選択
- することでディレクトリ名が選択出来ます。
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- 4) ドライブ名の選択
- 処理でドライブ名要求指定がある場合、処理選択後に、ドライブ名一覧が画面右
- 側に表示されます。カーソルキーで指定したいドライブを選び、リターンキーで
- 確定します。
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- 4.メニューパラメータファイルコマンドについて
- メニューでは、あらかじめ処理を記述したファイルが必要となります。
- 以下に全コマンドの概要及び説明を記述します。
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- 1)コメント
- 先頭文字が『;』の行は、全てコメント(処理は行わない)として扱います
- ので処理のメモ等の覚書として利用して下さい。
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- 2)メッセージ表示
- メッセージ表示行は画面上に任意の文字列を表示するだけで、メニュー内部
- では特に処理を行いません。タイトル等に利用して下さい。
- 【書式】 *,X,Y,COLOR,strings
- * :メッセージ表示を示すものです。必ず半角『*』を指定して下
- さい。
- X :表示するX座標。(0~79)
- Y : Y座標。(0~20)
- COLOR : 色。 (1~15)
- strings: 文字列。(80バイト以内)
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- 3)処理定義
- 処理定義行は、メニュー選択の表示文字列・実行処理等等の指定を行います。
- 【書式】 Key,PF,shift,mode,X,Y,COLOR,DSP_strings,MSG_strings,command,ext
- Key :キー選択時の入力文字列。(2文字以内。省略不可)
- 英大文字、英小文字を区別します。
- PF :PFキー番号。(1~20。省略可)
- 省略した場合は、PFキーによる選択は出来ません。
- shift :PFキー押下時のシフト状態指定。(省略可)
- PFキーと同時に押下するキー(SHIFT/CTRL)の指定を行
- います。
- この項目はPFキー番号が指定されている場合のみ機能し
- ます。
- 必ず半角文字で指定して下さい。
- 『N』 :PFキーのみ。(省略時)
- 『S』 :SHIFTキー。
- 『C』 :CTRLキー。
- 『SC』:SHIFT+CTRLキー。(逆順でも可)
- mode :メニューモード指定。(省略不可)
- 『終了』 :選択された場合にメニューを終了します。
- 『通常』 :commandに記述されている文字列をMS-D
- OSコマンドと見なします。
- 『メニュー』:commandに記述されている文字列をメニュー
- パラメータファイルと見なし、メニュー画面
- を書き換えます。
- X :表示するX座標。(0~79)
- Y : Y座標。(0~20)
- COLOR : 色。 (1~15)
- DSP_strings:選択用表示文字列。(80バイト以内)
- 処理名のタイトル。カーソルキーでの選択にも使います。
- MSG_strings:補助用表示文字列。(78バイト以内)
- 仮選択時(カーソルが選択表示文字列の位置の場合)に、
- 23行目に表示する補助メッセージ。
- command :MS-DOSコマンド又はメニューパラメータファイル。
- 選択された場合に実行するMS-DOSコマンド文字列、
- 又はメニューパラメータファイルを指定します。
- MS-DOSコマンド文字列では、以下の特殊指定が出来
- ます。
- 『%:』:ドライブ名を選択入力可。
- 『%\』:ファイル名を1つのみ選択入力可。
- 『%&』:ファイル名を最大6つまで選択入力可。
- (例)
- FORMAT %d: →FORMATコマンドをドライブ指定して実行。
- TYPE %\ →ファイルを1つ選択し、内容表示。
- ext : ファイル名を表示する場合、表示したい拡張子を指定。
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- 4)グラフィック表示
- 画面上にグラフィックによる枠を描画します。
- 指定する座標は処理定義等と同じキャラクタ座標です。
- 開始座標とは指定されたキャラクタ座標の左上を示し、終了座標は指定された
- 座標の右下を指します。
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- 【書式】 GCLINE_B,X1,Y1,X2,Y2,COLOR
- GCLINE_B:グラフィック表示を示すものです。半角文字で『GCLINE_B』
- を指定して下さい。
- X1 :開始X座標(0~79。キャラクタ座標)
- Y1 :開始Y座標(0~24。キャラクタ座標)
- X2 :終了X座標(0~79。キャラクタ座標)
- Y2 :終了Y座標(0~24。キャラクタ座標)
- COLOR :線色 (0~7)
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- 5.注意事項
- メニューには以下の制限事項がありますので、注意して下さい。
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- 1)最大処理定義数
- 1ファイル当たり最大20個の処理を定義出来ます。処理数が、20個を越え
- る場合はファイルを分けて下さい。(PFキーが20個のため)
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- 2)ファイル名の表示に関する注意点
- ファイル選択機能で、表示する最大ファイル数を任意に設定出来るようにしまし
- た。(省略時は128個です)
- ディレクトリ内のファイル数が指定した最大ファイル数を越える場合は、一部の
- ファイルが表示されませんので注意してください。
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- 3)メニューのメモリサイズ
- V2.1L11では、約68KBのメモリをメニューが使用しています。
- (最大ファイル数が128個の場合)
- 使用可能なメモリは環境によって異なりますので注意して下さい。
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- 6.その他
- 1) 著作権
- PS.EXE及びドキュメントの著作権は、作者が保有しています。
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- 2) 配布条件及び転載条件
- パソコン通信ネット等へ転載される場合は、著作権者に連絡の上、ドキュメント
- 等も含めたオリジナルのファイルを転載するよう願います。
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- 3) 免責
- PS.EXEを使用した結果いかなる不具合が生じても著作権者は責任を負いません。
- あくまでも、使用者個人の責任において使用してください。
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- 4) バージョンアップ等
- ご意見ご要望等がございましたら、ぜひ作者までご一報ください。
- 今後のバージョンアップの際の参考とさせて頂きます。
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- NIFTY-Serve : MAD02467 ゴマちゃん